宅配便（ａｎｏｔｈｅｒ ｃａｓｅ）
「「ただいまー」」
俺と癒李はいつものように誰も居ない我が家に声をかけながら家に入る
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・・
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・・・・・・
（中略！）
手抜きでごめんなさい
その果物は食感は桃みたいで味はオレンジの様な味だった
「美味しかったね」
「ああ、美味かった」
「………うっ」
「どうした!?」
「………大丈夫、何か体が……急に」
そう言うがあまり大丈夫に見えない
ビクンッ
癒李の体が一瞬跳ねたと思うと癒李の表情が険しくなる
それは何かを耐えている様にみえる
「………ら……あつ…よ」
癒李は何かに耐えながら呟くように言うと俺に抱きついてきた
「奏ちゃん、体が熱いよ……助けて………」
癒李は妙に艶っぽく俺に助けを求める
「おい！ 大丈夫か」
ドクンッ
「……………くっ」
急に鼓動が大きく速くなり体が熱くなっていくのが解る
「……どうなってるんだ？」
ぴらっ
母さんからの手紙が床に落ち裏返しになる
そこには小さく書かれていた
【この果物かなりの催淫作用があるからね♪】
母さん、確信犯だろ（滝汗）
【ちなみに私達は２３ラウンドまでヤッちゃいました♪】
そんな強力なんかい………
「………奏ちゃん」
抱き付いていた癒李はいきなりしゃがみ込むと
俺のハーフパンツを脱がし始めた
その表情は催淫作用の所為か熱でもあるかの様にボーっとした感じだ
「ゆ、癒李！」
「奏ちゃんのとっても苦しそう………」
俺の狼狽える声も届かないのか
癒李はいきり立った俺の一物を引っ張り出した
「ゆ、癒李。やめろ………」
俺はすり減らされた理性を使い言葉を発する
引き剥がせばすむ問題だが果実の起こす衝動に耐えるだけで精一杯だった
ちゅっ
「………うっ」
『おっきい………』とポーっとした瞳で見ていたかと思うと
口付けを１つしてそのまま一気に頬張った
下腹部に鋭い快楽が走り、俺は声を上げてしまった
そのまま絶え間ない快楽が俺の体に走る
筋の部分に癒李の蛇の様に蠢く舌に舐められる度
言い様のない快楽が駆け巡り
果実の催淫作用も手伝って理性を揺さぶる
そして俺の理性は本能に討ち負けた
いや、討ち負けたのではなく寝返ったのかもしれない
今日の理性は元々本能の回し者で最後に
―――『本能に従え』と俺に呟いた気がした
「………んぅ？」
俺の一物を貪る様にしゃぶっていた癒李の頭に手を置くと
篭った声がかえってきた
「………いくぞ」
「うぅ！」
俺はポツリと呟くと頭の上に置いてあるだけだった手で
しっかりと癒李の頭を掴むと乱暴に腰を振った
俺の急な変貌に驚いたり苦しかったりで声を上げるが
俺の動きは変わることはない
「うっ、………出すぞ」
射精感を感じ俺は言葉を発し腰の振りを速めた
癒李の方は喉の奥に俺の一物がぶつかる度、苦しそうな声を上げていたが
速度を速めたことで更に苦しそうな声を上げる
ドクッ
「ん !!!」
限界点を突破した白濁した物を
癒李の喉の奥でぶちまける
「ゲホッ、ゲホゲホ………」
ぶちまけられた癒李の方は
思いっきり咳き込んでしまう
出している最中に咳き込むばかりに
口の中に入りきらなかった白濁液が顔や髪にかかってしまった
「奏ちゃん、酷いよぉー。………でも、これが奏ちゃんの味なんだね」
口の中に残っていたモノをコクンと音を立てて飲み込んだ癒李が
顔についたソレを手にとってピチャピチャと音をさせて舐めながら言った
その姿は普段の癒李とかけ離れた怪しさ淫らさを含み俺の一物は萎える事無く更にいきり立つのだった
「奏ちゃんのも綺麗にしてあげるね」
顔や髪についたのを舐め終えた癒李は
まだ、癒李の唾液と俺の精液の混ざった物で汚れた一物を舐め始める
「………今度は俺が癒李を気持ちよくさせる番だ」
ピチャピチャと俺のモノを舐めている癒李の姿に
急に癒李に反撃したい気持ちになった俺は
俺のモノをしゃぶっている最中の癒李に断りもなく
胸を鷲掴みにして揉みしだく
「ふぁっ！ そ、奏ちゃん！」
俺の反撃に癒李は思わず声を上げて頬を赤らめる
それでも俺は愛撫を続ける
今度は癒李の着ているキャミソールをたくし上げ
その下に現れたライトグリーンのブラジャーもたくし上げて胸を露にさせる
「ここをこんなにしちゃって………」
「ひゃっ！」
先端の固くなった乳首を強めに摘む
癒李にも果実の催淫作用は効いているみたいで
声を上げた本人が思わず出した大きな声と普段の何倍も感じる体に驚いていた
完全に主導権は俺に渡っていて癒李は俺の愛撫に酔いしれ
俺のモノをしゃぶっていられなくなっている
「んぅ……奏ちゃん、赤ちゃんみたいだよ」
胸から手を離し胸を周りから中心に向かうように右の胸を舐め始める
乳首を口に含んで吸ったり甘噛みしたりした
左手はもう片方の胸を揉み捏ねて
あいた右手は癒李のスカートの中に忍び込ませた
「………濡れてる」
俺の言葉に癒李は更に顔を真っ赤に染める
忍び込ませた先は少し粘り気のある体液で湿っていた
愛液がついた指を癒李の口元に運んで舐めさせる
癒李が口に含んでいた指を離してから
俺は癒李をソファーの上に横たえ
ブラジャーとセットのライトグリーンの下着を脱がした
「奏ちゃん、そこ汚いよ………」
顔を癒李のまたぐらに潜らせると
何をするか気付いてか癒李が狼狽える様な声を出す
「俺は汚いなんて思わないよ」
「奏ちゃん、だけど………ひあぁっ！」
癒李が言い終わる前に俺は癒李のクレバスを舐め上げた
いきなりの大きな快楽に悲鳴に近い声を上げる
無論、そんな事は無視で口撃を加え続ける
「癒李のココ、舐めても舐めても溢れてくる………」
俺はからかう様に言葉を発しながら癒李の秘部を攻める
催淫作用のおかげか感度がかなり上がっている為
言葉どおり愛液は舐めても溢れてきて俺の口の周りをベトベトにした
「ふあぁぁ！ ダ、ダメ感じすぎちゃうよぉ」
その攻めに耐え切れずに喘ぎ声を上げながら癒李は弱音を吐いた
「………これならどうだ？」
俺はそう言って癒李の淫核を口に含んで舐め転がす
「ひゃぅ！ は、激しすぎるよ！ あぁん！ イ、イッちゃう！」
癒李の喘ぎが激しくなる
手はソファーの背もたれを握り締め口の端からは涎を垂らしている
「じゃあ、これでイッちゃえよ♪」
俺は口に含んでいた淫核に軽く歯を立てた
「ああぁあああぁぁぁぁ !!!」
体をビクビクッっと痙攣させて癒李は呆気なく絶頂を迎えた
「………いいか？」
俺の言葉に癒李は無言で頷いた
先程の癒李の絶頂から数分
癒李が落ち着くのを待ってから声をかけた
俺の一物を癒李のクレバスに愛液を塗す様に擦り付ける
先程絶頂を迎えたばかりのソコは相当濡れており
擦り付ける度クチュクチュと水っぽい音を立てる
「いくぞ」
「………うん」
癒李の愛液塗れになったモノを秘部にあてがい言葉をかける
小さく癒李が頷いたのを確認して俺は癒李のソレを沈ませた
「い、痛ッ！」
「わ、悪い………」
俺は進行を一時停止する
「………大丈夫だから、続けて」
「解った、ゆっくり入れるぞ」
俺は再度癒李への中へモノを埋めていく
癒李は大丈夫だとは言ったが進む度に苦痛の表情をする
どこから見ても大丈夫な筈ないとは解っている
だから、なるべく痛くならない様にゆっくりと進めていく
「全部入ったぞ………」
「これで私達本当に結ばれたんだね」
癒李の中に俺のモノが全て埋まった
癒李は本当に嬉しそうな笑顔で喜んでくれた
結合部を見ても出血はしてないが
入れている最中の表情と流した涙の痕が痛々しい
「ゆっくり動くからな………」
俺はゆっくりと癒李の中から引き抜くと
また、ゆっくりと癒李の膣内に埋めていく
癒李の表情が再び苦痛の色に変わる
だけど、早いところ癒李の性感帯を引き出せば
その分楽になるし気持ちよく感じてくれるだろう
「うっ…くっ…いッ…」
癒李の膣内は入り口ほど潤っていない
それに、中はとてもきつく痛いくらいに俺のモノを締め付ける
もう少し動いて中の方まで濡らさないと………
「んッ…んっ…あっ…ん…」
多少中の方も濡れてきた
癒李の方も苦痛の表情が和らいできているみたいだ
少しだが声が艶っぽくなってきた苦痛が快楽に変わり始めているのだろう
痛みを紛らわせられる様に淫核や胸を弄ったり
貪り合う様なキスをしていく
「あっ…ん…ぁ…ひあっ…」
膣内もかなり濡れてき始めて水っぽい音を立ててきている
癒李も声や表情から見て殆んど痛くなくなっているみたいだ
段々とピストン運動を速めていく
「あんっ…はぁっ…やぁっ…あふっ…」
癒李もかなり嬌声が混じってきている
そろそろ絶頂が近いのだろう
俺も絶頂が近くなってきている一気にペースを上げた
「あん！ あぁ！ ふあぁん！」
癒李の喘ぎ声が激しくなってきている
「そ、そうひゃん…わたひ……もぅ………」
「お、俺も………」
もはや呂律の回らない口で絶頂がすぐそばまで来ている事を俺に告げる
俺も最後のスパートをかけ思いっきり癒李の膣内を突く
「ひゃああぁぁあぁあああぁぁぁぁ！」
癒李の体が大きく痙攣して絶頂に達し
俺も癒李の一番深くで白濁した欲望をぶちまける
膣内が出している途中の俺のモノから更に搾り取らんとばかりにギュウギュウ締め付ける
俺は出し切ったモノを癒李の中から引き抜くと
入りきらなかった精液と愛液の混ざり合ったものがドロリと零れ落ちた………
「………奏ちゃん。これで私、君吉 癒李になれたかな？」
息を整えた癒李がソファーにかけてあったシーツに包まりながら
満足げに俺に語りかけた、婚姻届すら出してないってのに
シーツは俺が癒李をソファーに横たえた辺りで転送してきたらしい
それでなければ後片付けが大変だっただろう………
「そうかもしれないな、きっかけが強引な外的要因だったのが残念だったけどな」
「そうだね。でも、いいじゃん♪」
「まあな」
２人とも顔を見合わせて笑いあって
どちらからともなく距離が近づいて………
―――長い永い口付けをした
（2003年8月25日）
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